メーカー | CASIO | |
型名 | SL-763BK | |
種別(メーカー分類) | 一般電卓(カードタイプ) | |
発売開始 | 不明(1990年代と思われる) | |
製造終了 | 製造終了しているが、その年月不明 | |
寸法 | 奥行54mm × 幅85.5mm × 厚さ3mm | |
重量 | 約13g(実測値) | |
入力方式 | 標準方式 | |
画面 | 白黒液晶7セグメント8桁+負号+状態インジケーター6個 | |
CPU | 不明 | |
RAM | 不明 | |
ROM/Flash | 不明 | |
電源 | 太陽電池のみ | |
プログラミング言語 | なし | |
公式ページ | なし | |
説明書URL | なし | |
著者の購入年 | 1990年代後半 | |
著者の購入価格(購入店) | 0円(何かの景品だったような気がするが不明) |
著者が1990年代後半に何かの景品で入手した電卓です。
太陽電池だけで動作するカード電卓です。つまり、暗いところでは使えません。
電源が太陽電池しかないので、メンテナンスフリーです。その代わり、使用中に光が遮られると途中までしていた計算が消えます。カード電卓なので仕方がないのですが、キータッチは良いとは言えません。ボタンを押しても表面がほんのわずかに凹むだけです。しかもカード電卓と言っても厚みは3mmもあるので、財布のカード入れに入れることはできません(クレジットカードの厚みは文字の膨らみを入れても1.3mm程度)。手帳のポケットだと入るかもしれませんが。
上表のように機能的には最小限に近いと言ったところです。
それでも定数計算(CASIO方式)が搭載されています。この機能は場合によってはかなり役立ちます。
CASIO一般電卓共通の[%]キー演算は隠しコマンドのようでなかなか覚えるのが大変です。というかほとんどの人は使っていないのではないでしょうか?
気になったのはメモリーが[AC]キーでしかクリアできないことです。つまり、計算中にメモリーをクリアできない上に[AC]ボタンでクリアされてしまうので、メモリーの用途に制限ができてしまいます(CASIO の一般電卓は [AC] 押下でもメモリーが消えないことが多い)。
2017年3月現在、カード電卓はあまり生産されていないようです。小型・軽量である以外の利点はないからでしょうか。使いやすいとは言えないものですので、同じく使いやすいとは言えないスマホの電卓でも代わりになります。
CASIO SL-760GT-N は生産終了。CASIO SL-650A はまだ生産されていますが、厚みが6.3mmもあってカード電卓というのは奇妙な気がします。SHARP EL-878S-X はまだ作られているようですが、2003年から更新されていないのでSHARPでも絶滅寸前なのでしょうか。