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関数電卓に興味を持った理由

私が関数電卓に関心を持ったのは2016年2月でした。

その理由は今まで使っていた関数電卓があまりにも古いのでそろそろ新しいものを買ってみようと思ったからです。

そのときに使っていた関数電卓は、CASIO fx-4800P(1996年購入) と SHARP EL-5120(2004年購入)でした。

家電店に行ってみると、CASIO fx-JP900という新しい関数電卓が出ていたので、それを買いました。触ってみて驚きました。高解像度液晶による分かりやすい操作と高速性能は今まで使ってきた古い電卓と大違いだったからです。

下の写真の左から CASIO fx-JP900、CASIO fx-4800P、SHARP EL-5120です。

CASIO fx-JP900、CASIO fx-4800P、SHARP EL-5120

CASIO fx-JP900の進化に驚いて、電卓のことを色々と調べることになりました。

すると以下のことに気がつきました。

  1. 2016年当時、日本で関数電卓を製造しているのはCASIO、SHARP、Canonだけ。
  2. 日本国内で関数電卓のトップシェアにいるのはCASIO
  3. プログラミング関数電卓は日本だと絶滅寸前(CASIO fx-5800Pがあるが発売された2007年から更新されていない。SHARP EL-5160J-Xは数式記憶をプログラミングと称しているだけ)
  4. 欧米はプログラミング関数電卓よりも進化したグラフ電卓が当然になっているが、ほとんど教育用途として生き残っているだけ。
  5. 関数電卓は計算の主流ではなくなっている。EXCEL、MathematicaのようなPCソフト、PC上のプログラミングなどが主流になっている。

そういう自分もPCを使って計算することが多くなっていることに気がつきました。関数電卓は衰退商品なのでしょう(※)。しかし、逆に興味が出てきたのです。自分の知らない間に関数電卓の辿った歴史や現状を知りたくなったのです。

そして、一年後の2017年2月10日に電卓カフェというブログを作り、3月にはこのサイトを作ることになったのです。

(※)日本だけの話です。欧米では必ずしも衰退商品とは言えないようです。

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