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2017年3月18日作成
2017年9月29日機能一覧を追加。レビューも修正
2017年10月3日〜4日機能一覧に追記

CASIO SL-763BK

CASIO SL-763BK 正面写真 メーカーCASIO
型名SL-763BK
種別(メーカー分類)一般電卓(カードタイプ)
発売開始不明(1990年代と思われる)
製造終了製造終了しているが、その年月不明
寸法奥行54mm × 幅85.5mm × 厚さ3mm
重量約13g(実測値)
入力方式標準方式
画面白黒液晶7セグメント8桁+負号+状態インジケーター6個
CPU不明
RAM不明
ROM/Flash不明
電源太陽電池のみ
プログラミング言語なし
公式ページなし
説明書URLなし
著者の購入年1990年代後半
著者の購入価格(購入店)0円(何かの景品だったような気がするが不明)

概要

著者が1990年代後半に何かの景品で入手した電卓です。
太陽電池だけで動作するカード電卓です。つまり、暗いところでは使えません。

機能一覧

表中の A, B は任意の数値です。
[ ]で囲まれたものはキーです。

機能 キー入力 計算 説明
全消去 (All Clear) [AC] 計算状態とメモリーを全て消去する。CASIO電卓としては変わった動き(後述)
入力訂正 (Clear) [C] 入力中の数値だけ消去する。計算状態とメモリーに影響はない。
四則演算 A[演算子]B[=] A(演算子)B 演算子は+, −, ×, ÷
定数計算
(CASIO方式)
A[演算子][演算子]
B1[=]B2[=]・・・Bn[=]
B1(演算子)A, B2(演算子)A,
・・・, Bn(演算子)A
A入力後、演算子キーを2回押すと定数Aと演算子が固定され、画面にKが表示される。
定数Aと値B1,B2,・・・,Bnを演算子で計算することができる。回数nに制限はない。
このため、毎回Aを入力する必要がない。
マークアップ計算(売価) A[+]B[%] (100×A) / (100-B) 利益率を売価のB%と見た場合、原価Aのときの売価は?(CASIO独自の%操作)
マークアップ計算(利益) A[+]B[%][-] ((100×A) / (100-B)) - A 利益率を売価のB%と見た場合、原価Aのときの利益額は?(CASIO独自の%操作)
AはBの何%アップか? A[-]B[%] ((A / B) -1)×100 CASIO独自の%操作
AのB%は? A[×]B[%] A × (B / 100)
AはBの何%か? A[÷]B[%] (A / B) × 100
AのB%増しは? A[×]B[%][+] A + (A × (B / 100)) CASIO独自の%操作
AのB%引きは? A[×]B[%][-] A - (A × (B / 100)) CASIO独自の%操作
メモリー加算 [M+] M + 表示中の数値 → M Mはメモリーである。
メモリー減算 [M-] M - 表示中の数値 → M Mはメモリーである。
メモリー呼出 (Memory Recall) [MR] メモリーの数値を表示する。本機の場合、[AC]を押すしかメモリークリアの方法はない。

レビュー

電源が太陽電池しかないので、メンテナンスフリーです。その代わり、使用中に光が遮られると途中までしていた計算が消えます。カード電卓なので仕方がないのですが、キータッチは良いとは言えません。ボタンを押しても表面がほんのわずかに凹むだけです。しかもカード電卓と言っても厚みは3mmもあるので、財布のカード入れに入れることはできません(クレジットカードの厚みは文字の膨らみを入れても1.3mm程度)。手帳のポケットだと入るかもしれませんが。

上表のように機能的には最小限に近いと言ったところです。平方根すらついていません。
それでも定数計算(CASIO方式)が搭載されています。この機能は場合によってはかなり役立ちます。
CASIO一般電卓共通の[%]キー演算は隠しコマンドのようでなかなか覚えるのが大変です。というかほとんどの人は使っていないのではないでしょうか?

気になったのはメモリーが[AC]キーでしかクリアできないことです。つまり、計算中にメモリーをクリアできない上に[AC]ボタンでクリアされてしまうので、メモリーの用途に制限ができてしまいます(CASIO の一般電卓は [AC] 押下でもメモリーが消えないことが多い。ただし、SHARP や Canon のものはその限りではない)。

2017年3月現在、カード電卓はあまり生産されていないようです。小型・軽量である以外の利点はないからでしょうか。使いやすいとは言えないものですので、同じく使いやすいとは言えないスマホの電卓でも代わりになります。
CASIO SL-760GT-N は生産終了。CASIO SL-650A はまだ生産されていますが、厚みが6.3mmもあってカード電卓というのは奇妙な気がします。SHARP EL-878S-X はまだ作られているようですが、2003年から更新されていないのでSHARPでも絶滅寸前なのでしょうか。

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